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初めての紅葉狩り日帰りハイキング
by MASTER
11月前後は低山でも紅葉が見頃になり、家族でも歩ける山で色づいた景色を楽しめます。ただ日没が16時半ごろと早く朝晩も冷えるので、時刻と服装を前日に決めてから出かけましょう。
内容のプレビュー
初めての紅葉狩り日帰りハイキング
山選びは「下山時刻」から逆算する
初めてなら標高500〜1000m前後、往復コースタイム3時間前後(長くても4時間)の低山が目安です。11月中旬の日没は関東で16時半ごろですが、山の中は15時半を過ぎると急に暗くなります。そこで15時までに登山口へ戻ると決め、そこから逆算して登り始めの時刻を出します。子ども連れや初心者は、地図のコースタイムの1.2〜1.5倍で計算してください(往復3時間のコースなら実際は3時間半〜4時間半)。さらに引き返し時刻(例:12時に山頂に着いていなければ戻る)を家族全員で共有しておくと、現地で迷わずに済みます。紅葉の見頃は自治体や観光協会の紅葉情報で直前に確認しましょう。標高の高い場所から先に色づくことも頭に入れておくと、山頂がもう散っていても中腹で楽しめます。秋はクマの出没が増えるので、行き先の自治体のクマ出没情報も前日に見ておきます。
服装は「汗をかいても冷えない重ね着」
- 肌着は綿を避けて速乾素材にします。綿のTシャツは汗が乾かず、山頂の休憩で一気に体が冷えます。
- 標高が100m上がると気温は約0.6℃下がり、風が1m/s強まるごとに体感はさらに約1℃下がります。薄手のフリースとレインウェアの上着を必ず持ちましょう。レインウェアは雨具と防風着を兼ねます。
- 歩き始めて10分ほどで暑くなるので、スタート時は「少し寒い」くらいの服装にしておくと脱ぎ着の回数が減ります。
- 靴は履き慣れた靴底の厚いスニーカーでも歩けます。ただ落ち葉の積もった下り坂は滑りやすいので、溝の深いトレッキングシューズがあれば安心です。
混雑を避ける段取りで時間を稼ぐ
見頃の週末は、人気の低山だと駐車場が朝8時台に満車になり、ケーブルカーに1時間待ちの行列ができることもあります。慣れた人は電車とバスで行くか、7時台に登山口に着くように出発します。お弁当や行動食は前日に買っておき、当日の朝はコンビニに寄らずに済ませましょう。ケーブルカーやロープウェイは、子どもの体力を温存したいなら登りに、膝が心配なら下りに使います(膝に負担がかかるのは下りです)。ただし午後の下り便は行列になりやすいので、下りに使うなら待ち時間も逆算に入れてください。逆に時間をかけたいのは山頂や展望地での休憩で、30〜45分とっておくと紅葉をゆっくり眺められます。
うまくいったかの目安
- 15時までに登山口に戻れ、明るいうちに帰路につけた
- 山頂の休憩中に誰も「寒い」と震えずに済んだ
- 水と行動食が少し余った(ゼロなら次回は量を増やす)
- 子どもや同行者が下りで膝の痛みを訴えなかった
⏱ 5時間5分★ 簡単
現在
紅葉を見に山へ行きたいけれど、どの山を選び、何時に出て何を着ていけばいいのかがまだ決まっていない状態です。
難関
出発が遅れて登山口の駐車場待ちにはまり、歩き始めが10時半を過ぎてしまう。そのうえ子どものペースでコースタイムの1.5倍かかり、薄暗くなった落ち葉の下り道を急ぐ羽目になった。
希望
日没前に余裕をもって下山し、山頂で冷えずに紅葉を眺めながらお弁当を食べ、家族全員が「また行きたい」と言える一日になっている状態です。
対応指針
- 決めておいた引き返し時刻になっても山頂や目的地に着いていないとき→景色が見えそうでもその場で昼食をとって引き返し、15時までの下山を優先します。
- 子どもや同行者が疲れて足が止まり、休憩しても歩くペースが戻らないとき→行動食と水分をとってから、事前に調べておいたケーブルカーやエスケープルートに切り替えて下ります。
- 登山口の駐車場が満車で、空き待ちの列が20分以上動かないとき→事前に調べておいた第2駐車場や別の登山口へ移動し、そちらから歩くコースに切り替えます。
準備物
材料
- • 飲料水 — 1 L/人
- • お弁当(おにぎりなど) — 2 個/人
- • 行動食 — 1 袋/人
- • 絆創膏・常備薬 — 1 セット
- • ゴミ袋 — 2 枚
- • ティッシュ・ウェットティッシュ — 1 パック
道具
- • ザック — 1 個/人
- • トレッキングシューズまたは靴底の厚いスニーカー — 1 足/人
- • レインウェア(上下) — 1 着/人
- • フリースや薄手のダウン — 1 着/人
- • 手袋・帽子 — 1 セット/人
- • ヘッドランプ — 1 個/人
- • 熊鈴 — 1 個
- • スマートフォンと登山地図アプリ — 1 台
- • モバイルバッテリー — 1 個
- • レジャーシート — 1 枚
場所
- • 紅葉が見られる低山の登山口
ステップ
- 01前日にコースと時刻を決めて登山届を出す紅葉の見頃情報・天気予報・クマ出没情報を確認し、コースタイムを1.2〜1.5倍にして「15時下山」から出発時刻と引き返し時刻を逆算したら、登山届をオンラインで提出しておきます。⏱ 30分
- 02前日夜に荷物を詰める重いもの(水・お弁当)は背中側に、レインウェアと防寒着はすぐ取り出せる上のほうに入れ、ヘッドランプが点くかも確認します。⏱ 20分
- 03登山口から山頂まで登る最初の30分はゆっくり歩き、その後は子ども連れなら30〜40分ごとに5分休みながら会話ができる速さで進み、引き返し時刻を過ぎたら戻ります(コースタイム1時間40分の登りで約2時間が目安)。⏱ 2時間
- 04山頂で紅葉を眺めながら昼食をとる着いたらすぐにフリースを羽織って汗冷えを防ぎ、45分を目安に食事と写真撮影を済ませて、遅くとも13時には下山を始めます。⏱ 45分
- 05日没前に下山する落ち葉の下には石や木の根が隠れているので、歩幅を小さくして足裏全体で着地しながら約1時間半かけて下り、15時までに登山口へ戻ります。⏱ 1時間30分