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こたつのシーズン初出しと設置

by MASTER
10月下旬から朝晩が冷え込むころ、半年しまっていたこたつは布団の湿気やコードの傷みを抱えていることがあります。本格的に寒くなる前の晴れた休日に、布団干しから点検・試運転までを一度に済ませておくと安心です。
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内容のプレビュー

こたつのシーズン初出しと設置

先に「布団」、組み立ては最後

いちばん時間がかかるのはこたつ布団の湿気とにおい取りです。朝いちばんに布団を干すか乾燥機にかけ、乾くのを待つあいだに床掃除と本体の点検を進めます。手を動かす時間は合計1時間ほどですが、天日干しなら取り込みは午後になるので、組み立てと試運転はそれに合わせて後半に回します。押入れから出してすぐ組み立てると、カビ臭さやダニが部屋に広がります。

  • 晴れた日:10時〜15時に片面1〜2時間ずつ天日干しします。取り込んだら布団用ノズルで両面に掃除機をかけます。
  • 雨の日・干す場所がない:布団乾燥機なら約60分です。こたつ布団は大きいので、途中で一度広げ直します。コインランドリーの大型乾燥機なら40〜60分で、乾燥のみで400〜800円が目安です。
  • においやシミがある:洗濯表示で水洗いできるか確かめてから、コインランドリーで洗濯と乾燥をまとめて行います(1,500〜2,500円程度)。
  • 傷みがひどく買い替える:天板サイズに合う掛け布団は5,000〜15,000円が目安です。
  • 次の年からラクにする:しまう前に洗って圧縮袋に入れておけば、シーズン初めは掃除機をかけるだけで済みます。

サイズと敷き方の目安

掛け布団は天板の縁から四方に50〜60cmずつ垂れる大きさが合います。標準的な組み合わせは次のとおりです。

  • 一人暮らしでよく使う75cm角の天板:185×185cm
  • 80cm角の天板:205×205cm
  • 家族向けの105×75〜120×80cmの天板:205×245cm

布団が足りないと横からすき間風が入り、温まるまで時間がかかります。敷き布団やラグは掛け布団と同じくらいか一回り大きいものを選びます。フローリングに直置きする場合は、下にアルミ断熱シートを1枚敷くと底冷えがかなり減ります。

電気まわりはケチらない

こたつの消費電力は300〜600W程度です。ほかの暖房器具と同じ電源タップにつなぐと容量の上限(多くは1500W)を超えやすいので、壁のコンセントに直接差すのが基本です。

  • コードは布団の下や人が通る場所を避け、壁沿いに逃がします。
  • 中間スイッチの付け根は折れ曲がりで断線しやすいので、指でたどって確認します。
  • ヒーターユニットのカバーは自分で分解せず、網の外側からホコリを吸い取るだけにします。
  • 製造から10年を超えた本体は、ヒーターユニットの交換も検討する時期です。

うまくいったかの見分け方

「強」で電源を入れて10分以内に足元が温まり、ヒーター部が赤く光るか温風が出ていれば合格です。最初の数分だけ焦げたようなにおいがするのは、ヒーターに付いたホコリが焼けているだけなので心配ありません。においが5分以上続く、またはコードやプラグが手で触って熱いと感じるなら異常です。温まったら「中」か「弱」に下げ、つけっぱなしで寝ないようにします。

⏱ 1時間★ 簡単
現在
こたつ本体と布団が押入れにしまったままで、コードやヒーターが今年も無事に動くか確かめていない。
難関
押入れから出した布団をそのまま掛けて部屋中がカビ臭くなり、結局すべて外して干し直すことになった。もうひとつ多いのが、天板まで置いた後でヒーターのホコリやコードの断線に気づき、組み立てをやり直すパターン。
希望
乾いてにおいのない布団を掛けたこたつがリビングに置かれ、電源を入れて10分以内に足元が温まる状態になっている。
対応指針
  • 試運転で焦げたにおいが5分以上続く、またはコード・プラグが熱くなっているとき
    →
    すぐにプラグを抜いて使うのをやめ、型番を控えてメーカーにヒーターユニットか電源コードの交換を問い合わせる。
  • 布団に黒い点状のカビや強いにおいが見つかったとき
    →
    天日干しで済ませず、洗濯表示を確かめてからコインランドリーで洗濯し、大型乾燥機に40分以上かける。それでもカビが残るなら買い替える。
  • 中間スイッチの付け根でコードを曲げると電源が入ったり切れたりするとき
    →
    テープで補修はせず、本体の端子形状とW数に合う交換用コード(2,000〜4,000円程度)を手配し、届くまでは使わない。
準備物
材料
  • • フローリング用ウェットシート — 5 枚
  • • アルミ断熱シート — 1 枚
道具
  • • 掃除機(布団用ノズル付き) — 1 台
  • • 乾いた布 — 1 枚
  • • 布団ばさみ — 4 個
  • • プラスドライバー — 1 本
  • • 布団乾燥機 — 1 台
ステップ
  1. 01
    こたつ布団を干す・乾燥させる
    晴れなら朝のうちに布団ばさみで留めて片面1〜2時間ずつ天日干しにし、雨なら布団乾燥機を約60分かけて、乾くのを待つあいだに次の作業へ進む。
    ⏱ 10分
  2. 02
    設置場所の床を掃除する
    こたつの脚と布団が届く範囲(75cm天板なら約2m四方)を掃除機とウェットシートで掃除し、コンセントの差し込み口とプラグの刃のホコリは乾いた布で拭き取る。
    ⏱ 15分
  3. 03
    本体とヒーター・コードを点検する
    プラグを抜いた状態で本体(やぐら)を裏返し、ヒーターガードの網に付いた綿ボコリを掃除機で吸い取る。あわせてコードを端から端まで指でたどり、被覆の割れや付け根の折れ曲がりがないか確かめる。
    ⏱ 10分
  4. 04
    敷き物・本体・布団の順に組み立てる
    断熱シートと敷き布団(またはラグ)を敷いて中央に本体を置き、取り込んで両面に掃除機をかけた掛け布団を四辺が均等に垂れるよう掛けてから、天板をのせる。
    ⏱ 15分
  5. 05
    試運転して温度と配線を確認する
    壁のコンセントに直接差して「強」で10分ほど運転し、足元が温まるか、においやコードの熱がないかを確認する。問題なければ「中」か「弱」に下げ、コードを壁沿いに逃がす。
    ⏱ 10分