家族で1日で終わらせる年末の大掃除
内容のプレビュー
順番は「つけ置きを先に、上から下へ」
朝いちばんに、換気扇フィルター・五徳・お風呂の小物をお湯につけ置きします。汚れが浮くまでの待ち時間に照明やエアコンフィルターなど高い所を片づければ、待ち時間が無駄になりません。作業は天井→棚→窓→床の順に進めます。上から落ちたホコリを最後の床掃除でまとめて回収できるので、床拭きは1回で済みます。つけ置きの前に、取扱説明書でフィルターの材質を確認してください。アルミ製は酸素系漂白剤で黒ずむため、食器用洗剤を溶かしたお湯につけます。ステンレスやホーロー、樹脂なら酸素系漂白剤でOKです。
分担は「エリア+終了条件」で決める
- 「キッチンをお願い」ではなく「換気扇フィルターとコンロ周りを、指でなぞってベタつかなくなるまで」のように、終わりの状態まで伝えます。
- 大人2人なら、Aがキッチンと換気扇、Bが浴室・洗面・トイレを担当し、窓と床は全員で取りかかるのが基本形です。
- 大人1人で回す日や、乳幼児の見守りで1人が抜ける時間が長い日は、換気扇か窓のどちらかを前の週末に済ませるかプロに回し、当日の担当は2エリアまでに絞ります。
- 子どもの目安:3〜5歳はドライシートで床拭きとおもちゃ箱の片づけ、小学生は窓の下半分・網戸・玄関の靴並べ、中学生以上は浴室も任せられます。ただし塩素系カビ取り剤だけは大人が使います。
- 作業は45分+休憩10分をタイマーで区切ります。昼食は前日に買っておいた弁当や冷凍食品で済ませると、昼休憩が30分で収まります。
時間をかける所と削る所
時間をかけるのは、普段手が回らない換気扇・浴室のカビ・エアコンフィルター・窓の4つです。毎週掃除している場所は、いつもの掃除機がけだけで十分です。初めての人がよくはまる罠が収納の断捨離です。始めると半日消えるので、大掃除の日は「明らかなゴミを捨てるだけ」にして、仕分けは1月の週末に回します。戸建てなど窓が10枚を超える家は、窓の外側と網戸を前の週末に分けると1日に収まります。レンジフード本体やエアコン内部の洗浄はプロに頼む手もあります(1台あたり約1万2千〜2万円、お掃除機能付きエアコンは2万円前後から)。12月は予約が埋まるので、頼むなら11月中に予約しておきましょう。洗剤とゴミ袋の購入、担当表づくりは前日の夜15分で済ませておくと、当日朝すぐに動き出せます。
安全と「終わった」の判定
塩素系のカビ取り剤と、クエン酸などの酸性洗剤は絶対に混ぜないでください。大掃除の日は、浴室では塩素系だけを使い、クエン酸は洗面所とキッチンの蛇口に限定します。浴室の水垢はメラミンスポンジでこすれば足ります。カビ取り剤を使う間は、窓を開けて換気扇を回し、マスク・ゴーグル・ゴム手袋を着けて、子どもを浴室に近づけないようにします。窓拭きは、直射日光ですぐ乾いてムラになる晴天の昼より、曇りの日や朝夕のほうがきれいに仕上がります。終わったかどうかは、担当表の各エリアに書いた終了条件をチェックして判断します。最後に、自治体の年内最終収集日(多くは12月28〜30日ごろ)までにゴミを出せるかも確認しておきましょう。
- 子どもが飽きて作業から抜けそうになったとき→「この窓1枚」「ゴミ袋1つ分」のように10分で終わるミニ任務に切り替え、終わったら担当表に本人がシールを貼るようにします。
- 15時の時点で担当表の半分も終わっていないとき→窓は外側と網戸を来年に回し、床は「家具をどかさず見える範囲だけ」に絞って、換気扇と浴室の完了を優先します。
- 換気扇の油汚れが1時間つけ置いても落ちないとき→つけ置き液を40〜50℃のお湯で作り直してもう30分置き、それでも残る分はプラスチックのヘラ(古いポイントカードでも可)で削り落とします。
- • 酸素系漂白剤(粉末) — 150 g
- • セスキ炭酸ソーダスプレー — 1 本
- • クエン酸 — 30 g
- • 浴室用カビ取り剤(塩素系) — 1 本
- • 45Lゴミ袋 — 10 枚
- • 古タオル・使い捨て雑巾 — 10 枚
- • メラミンスポンジ — 5 個
- • 食器洗い用スポンジ — 2 個
- • フローリング用ドライシート — 20 枚
- • 換気扇用フィルター — 1 枚
- • ゴム手袋 — 4 双
- • マスク — 4 枚
- • 脚立 — 1 台
- • つけ置き容器 — 1 個
- • バケツ — 2 個
- • スクイージー — 1 本
- • 古歯ブラシ — 3 本
- • ゴーグル — 1 個
- • フローリングワイパー — 1 本
- • 掃除機 — 1 台
- • キッチンタイマー — 1 個
- • エリアを分担する大人
- • 手伝い役の子ども
- 01朝の作戦会議とつけ置き開始前日に作った担当表を冷蔵庫に貼って終了条件を読み上げ、その場でフィルターの材質を確かめてから換気扇フィルターと五徳をつけ置きに入れます。⏱ 15分
- 02高い所のホコリ取りとエアコンフィルター掃除照明とエアコンの電源を切ってから大人が脚立に乗り、照明→エアコンフィルター→カーテンレールの順に進め、落ちたホコリは床に残したままにします。⏱ 1時間30分
- 03キッチンと水回りの洗浄つけ置き品はスポンジでこすって流し、浴室は窓を開け換気扇を回してカビ取り剤を吹きかけ5〜15分置いて流し、換気扇は電源を切って本体を拭きフィルターを付け替えれば完了です。⏱ 2時間
- 04窓・網戸・サッシ拭きサッシの砂は先に掃除機で吸い、窓は濡れ拭き→スクイージーで水を切ると拭きムラが残りません。⏱ 1時間
- 05床仕上げとゴミまとめ奥の部屋から玄関に向かって掃除機と拭き掃除を進め、ゴミ袋を可燃・不燃・資源に分けて収集日ごとに玄関へ並べます。⏱ 1時間