Skip to main content
← パブリックライブラリ

忘年会の乾杯・締めの挨拶

by MASTER
職場やサークルの忘年会で乾杯や締めの挨拶を任されたときの準備手順です。会の数日前から当日朝までに一度通しておけば、短くて場が締まる挨拶ができます。
ペチットアプリに保存
このルーティンをペチットアプリで開いて、自分のライブラリに追加できます。

内容のプレビュー

忘年会の乾杯・締めの挨拶

長さは「グラスを持っていられる時間」で決める

乾杯の挨拶は30秒〜1分に収めます。話す速さはおよそ1分300字ですが、間を取ると遅くなるので、原稿は150〜250字が目安です。全員がグラスを持って待っているため、長くなるほど泡が消えて場の空気が下がります。締めの挨拶は少し長めの1〜2分(300〜500字)まで大丈夫です。ただ酔いが回っている時間帯なので、やはり短いほど喜ばれます。上司や先輩がいる中で任されたら、冒頭に「僭越ながら」と一言添えると角が立ちません。当日その場で急に振られたときは、「○○です。一年間お疲れさまでした。乾杯!」の3文で十分です。

中身は「具体的な一場面」を一つだけ

型は名乗り→今年の一場面→感謝→乾杯の発声(締めなら来年への一言と手締め)の4ブロックです。振り返りでは出来事を並べたくなりますが、初めての人がつまずくのはここです。「繁忙期に全員で残って納品を間に合わせた」「夏合宿で雨の中テントを張り直した」のように一つの場面に絞ると、短くても伝わります。避けたいのは、一部の人しか分からない内輪ネタ、特定の人のいじり、業績不振や退職者の話です。準備時間はこのネタ選びに一番かけ、言い回しの工夫はほどほどで十分です。お酒を飲まない人がいる会では、発声の前に「ソフトドリンクの方もご一緒に」と一言添えます。

乾杯例(約40秒):ご指名いただきました営業部の○○です。僭越ながら乾杯の音頭を取らせていただきます。今年は秋の大型案件で、皆さんと夜遅くまで資料を作ったのが一番の思い出です。一年間本当にお疲れさまでした。来年もよろしくお願いします。それでは皆さま、グラスをお持ちください。乾杯!

締めの手締めは、やり方を先に説明してから

手締めは、最初に形式を宣言して手本を短く示してから始めると手拍子が揃います。一丁締めを「一本締め」と呼ぶ人も多いので、どちらのつもりか幹事と先にすり合わせておきます。選び方の目安は次のとおりです。

  • 一本締め:「いよーっ」の掛け声で「パパパン・パパパン・パパパン・パン」。人数を問わず使える定番で、迷ったらこれ
  • 一丁締め:「いよーっ、パン」の1回だけ。少人数のときや時間が押しているとき
  • 三本締め:一本締めを3回。役員が出席する大きな会や、取引先がいる場
  • 大阪締め:「打ーちましょ(パンパン)もひとつせ(パンパン)祝うて三度(パパンパン)」。関西の会社や、関西出身のメンバーが多いとき

流れは「それでは一本締めで締めたいと思います。皆さま、お手を拝借。いよーっ」の順です。「終わります」ではなく「お開きにします」と言うのが慣習です。最後は「ありがとうございました、よいお年を」で終えると、拍手で自然に区切れます。二次会や忘れ物の案内は幹事に任せ、挨拶には入れないほうが締まります。

締め例(約1分):ご指名いただきました○○です。皆さま、今日は楽しい時間をありがとうございました。今年は春の新システム導入で慌ただしい一年でしたが、皆さんが声をかけ合って乗り切ったおかげで、こうして笑って集まることができました。来年も同じメンバーで、もう一歩先へ進みましょう。それでは一本締めで締めたいと思います。皆さま、お手を拝借。いよーっ(パパパン・パパパン・パパパン・パン)。ありがとうございました。よいお年を!

うまくいったかの見分け方

乾杯なら「乾杯!」の声が会場から一斉に返ってきたか、締めなら手拍子の最後の一打が揃ったかが目安です。スマホで計った練習タイムが乾杯60秒以内、締め120秒以内に収まっていれば、当日多少詰まっても時間オーバーにはなりません。

⏱ 45分★ 簡単
現在
忘年会で乾杯か締めの挨拶を頼まれたものの、何を何分話すかも決まっておらず、当日人前で言葉に詰まりそうで落ち着かない。
難関
振り返りに出来事を3つも4つも詰め込み、全員がグラスを持ったまま2分以上待たされて場が白けてしまう。締めでは一本締めのやり方を説明せずに始め、手拍子の回数がバラバラになる。
希望
手元に1分前後の原稿メモがあって声に出して時間内に言える状態になり、当日は乾杯の声や手拍子が会場で揃って会がすっと始まる(終わる)。
対応指針
  • 自分の前の来賓や上司の挨拶が長引き、参加者が待ちくたびれているとき
    →
    振り返りの一場面を丸ごと削り、名乗りと「一年間お疲れさまでした」の一言だけで乾杯の発声に進む。
  • 話している途中で頭が真っ白になったとき
    →
    メモカードに目を落とし、「今年も一年お疲れさまでした」に戻ってそのまま乾杯(締めなら手締め)に入る。
  • 締めの時間になっても会場がざわついていて誰も聞いていないとき
    →
    幹事にマイクか声かけを頼み、片手を挙げながら「恐れ入ります、そろそろお開きの時間です」と2回言い、静かになってから話し始める。
準備物
材料
  • • メモカード — 1 枚
道具
  • • スマートフォン — 1 台
ステップ
  1. 01
    幹事に役割と進行を確認する
    乾杯か締めか、自分の前に誰が挨拶するか、持ち時間、手締めの形式(一本締めか一丁締めか、三本締めかなど)に指定があるかを、メッセージで聞いておく。
    ⏱ 5分
  2. 02
    今年の一場面を一つ選ぶ
    参加者の大半が共有している出来事を3つ書き出し、内輪ネタや誰かのいじりにならないものを1つに絞る。
    ⏱ 10分
  3. 03
    4ブロックで原稿を書く
    名乗り・一場面・感謝・発声(締めは来年への一言と手締め)の順に、乾杯なら150〜250字、締めなら300〜500字で書き、要点をメモカードに写す。
    ⏱ 15分
  4. 04
    声に出して時間を計る
    スマホのストップウォッチで3回通し、乾杯で60秒、締めで120秒を超えたら振り返りの文から削る。
    ⏱ 10分
  5. 05
    当日の直前確認をする
    乾杯なら全員にグラスと飲み物(ソフトドリンク含む)が行き渡ったかを幹事と目で確認し、締めなら手締めの宣言から掛け声までを頭の中で一度唱えておく。
    ⏱ 5分