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忘年会の余興・出し物の準備

by MASTER
忘年会の余興担当に指名されたら、本番の2〜3週間前に内容を決めて段取りを固めると、当日に慌てずに済みます。条件確認から台本、景品手配、通しリハーサルまでを、作業時間の合計約2時間の5工程で進めます。
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内容のプレビュー

忘年会の余興・出し物の準備

形式は「人数×準備時間×会場設備」で選ぶ

余興選びで一番多い失敗は、やりたいネタから決めてしまい、会場や人数に合わないことです。そのため、先に条件を確認してから形式を選ぶ順番にしています。よく選ばれる形式と、向いている場面は次のとおりです。

  • チーム対抗クイズ:20〜80人向けです。練習がほぼ不要なので、準備時間が少ない人の定番です。出題・相談・答え合わせで1問1〜1.5分かかります。15分枠なら、開始の説明と景品渡しを除いて8〜10問が目安です。
  • ビンゴ:人数が多く、景品予算がある場合に向いています。カードは100円ショップの市販品(数十枚入り)、抽選は無料のビンゴアプリで足ります。50人だと全景品が出るまで20〜30分かかるので、景品数は参加者の3〜5割に抑えます。
  • 寸劇・ものまね・ダンス:出演者を3〜5人集められて、練習を2〜3回できる場合に。ウケたときの盛り上がりは最大ですが、準備の負担も最大です。

迷ったらクイズ+少額景品が、準備時間と失敗リスクのバランスが一番よい選択です。会社の数字や年間の出来事、上司の意外な一面(本人の了承済み)を問題にすると、全員が参加できます。

出題方法は会場で決まります。プロジェクターとWi-Fiがあり、全員がスマホを出せる会場なら、スマホで回答するオンラインのクイズツールが使えて、集計の手間がかかりません。居酒屋の座敷など設備がない会場では、紙のフリップと回答用紙が確実です。

時間をかけるところ、省くところ

  • 時間をかける:進行表(分単位の段取り)と、会場の音響・プロジェクター・マイク・電源の有無の確認。当日のトラブルの大半はここから起きます。
  • 時間をかける:フリップの見やすさ。A3に1枚1問、文字は1行10字程度まで太く大きく書き、5m離れて読めるか確かめます。
  • 省く:手作りの凝った小道具や景品。景品は通販や100円ショップでまとめ買いし、ラッピングは紙袋に番号シールを貼るだけで十分です。
  • 前日までに済ませる:スライドやフリップ、回答用紙の印刷と、景品の袋詰め。当日の朝にやると、必ず何か抜けます。
  • 待ち時間を使う:幹事の返事を待つ間にネタ案を3つ出しておくと、作業が止まりません。

景品予算の目安は1人あたり300〜500円です。30人なら総額9,000〜15,000円で、1等(3,000円前後)を1つ、残りを500〜1,000円の小物にすると見栄えがします。予算が会費から出るのかどうかは、最初に幹事に確認しておきましょう。

1等などの大きい景品は、当日は目録(A4に景品名を書いた紙)だけ渡し、後日手渡しか配送にします。会場への持ち込みも、受け取った人の持ち帰りも楽になります。本番まで1週間を切っていたら、形式はクイズに絞り、景品は店頭で買うか、メールで送れるデジタルギフトにすれば間に合います。

うまくいったかの見分け方と避けるべきネタ

成功の目安は2つです。予定時間±3分で終わることと、参加者の大半が一度は声を出すか手を挙げたことです。逆に、容姿いじり・下ネタ・一部の人しか分からない内輪ネタ・特定の人への無理な参加強要は、笑いが割れて場が冷える原因になります。ネタ案を1つ、余興に関わらない同僚に見せて「どこで笑うか分かる?」と聞くと、内輪ネタかどうかがすぐ分かります。

⏱ 1時間55分★ 普通
現在
忘年会の余興担当に指名されたものの、何をやるか、何分使えるか、会場に何があるかがまだ決まっていない。
難関
会場の居酒屋にマイクやプロジェクターがないことを当日に知り、スマホ画面で出したクイズが後ろの席から見えず、誰も参加できなかった。また、通し練習をしないまま本番を迎え、説明が長引いて15分の枠が30分に延びてしまった。
希望
余興の形式・進行表・景品の手配が決まり、通しで一度やってみて予定時間内に収まることを確認できている。
対応指針
  • 本番で前の進行が押して、余興の持ち時間が半分に削られたとき
    →
    進行表で「カットしてよい問題・パート」に付けておいた印のところを丸ごと飛ばし、景品渡しの時間だけは確保する。
  • 本番で反応が薄く、会場が静まり返ったとき
    →
    個人回答をやめてテーブルごとの相談タイムに切り替え、「30秒で決めてください」と時間を区切って声を出させる。
  • 当日、会場のマイクやプロジェクターが使えないと分かったとき
    →
    司会は全員から見える位置に立ち、クイズは用意しておいたA3フリップで出題して、回答はテーブルごとの挙手に切り替え、スピーカーは効果音とBGMだけに使う。
準備物
材料
  • • 景品 — 参加者の3〜5割 個
  • • 景品用の紙袋と番号シール — 景品数 枚
  • • 印刷用紙(A3・A4) — 問題数+チーム数+6 枚
  • • ビンゴカード(ビンゴを選んだ場合) — 参加人数+5 枚
  • • 太字の油性ペン — チーム数+2 本
道具
  • • ポータブルスピーカー — 1 台
  • • スマートフォンまたはタイマー — 1 台
  • • ノートPC — 1 台
場所
  • • 通し練習ができる場所
人員
  • • 共同担当・アシスタント — 司会補助
ステップ
  1. 01
    幹事に条件を確認する
    持ち時間・参加人数・会場のマイク/プロジェクター/電源/Wi-Fiの有無・景品予算をメッセージ1通でまとめて聞き、返事を一か所にメモする。
    ⏱ 15分
  2. 02
    余興の形式とネタを決める
    人数・準備にかけられる時間・会場設備からクイズ・ビンゴ・寸劇などを1つ選び、ネタ案を余興に関わらない同僚1人に見せて内輪ネタになっていないか確認する。
    ⏱ 20分
  3. 03
    台本と進行表を作る
    開始の挨拶から景品渡し、締めまでを分単位で書き出し、時間が押したときに削るパートに印をつけておく。
    ⏱ 30分
  4. 04
    景品と小道具を手配する
    1人あたりの額×人数で総額を出して通販や100円ショップで注文し、本番の3日前までに届く日付か確認する(1週間を切っていたら店頭買いかデジタルギフトにする)。
    ⏱ 20分
  5. 05
    通しリハーサルをする
    タイマーで計りながら本番どおり声に出して最初から最後まで通し、予定時間を3分以上超えたら説明を短くするか問題数を減らす(寸劇・ダンスは出演者全員で別の日にもう1〜2回通す)。
    ⏱ 30分