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パンジー・ビオラの冬の寄せ植え

by MASTER
10月下旬〜11月はパンジー・ビオラの苗がいちばん豊富に並ぶ植え付けの適期です。今植えておけば、ベランダや玄関で4〜5月ごろまで約半年花を楽しめます。
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内容のプレビュー

パンジー・ビオラの冬の寄せ植え

苗選びで仕上がりの8割が決まる

店頭では花よりも株の締まり具合を見ます。茎の節と節の間が詰まっていて、株元を持ってもぐらつかず、下葉が黄色くなっていない苗を選びましょう。咲いている花よりつぼみの数が多い苗のほうが、植えたあと長く咲き続けます。

  • ビオラ:小輪で花数が多く、寒さと雨に強い。初心者の最初の1鉢に向きます(1株100〜200円)
  • パンジー:大輪で1株でも存在感がある。玄関で遠くから見せたいときに(1株150〜300円)
  • 色は2〜3色に絞ると、まとまりやすくなります。同系色に差し色を1色入れるのが失敗しにくい組み合わせです
  • シロタエギク・ヘデラ・カルーナなどのリーフを1〜2株入れると、花が少ない真冬にもすき間が目立ちません。手に入らなければ、パンジー・ビオラを1株増やせば十分です

植え付けの時期は地域で変わります。暖地では10月下旬〜11月が目安です。霜の早い地域では11月上旬までに植えて、寒くなる前に根を張らせます。最低気温が−5℃を下回る寒冷地では、軒下や暖房のない玄関内に鉢を置ける場合だけ冬に植え、それ以外は3月植えに回しましょう。

鉢の大きさから株数と土の量を決める

株数と土の量は鉢のサイズで決まります。買い物の前に、植える鉢の口径を測っておきましょう。

  • 直径21cm(7号)の丸鉢:苗2〜3株、培養土約4L
  • 直径30cm(10号)の丸鉢:苗4〜5株、培養土約12L(このテンプレートの基本形)
  • 長さ60cmのプランター:苗5〜6株、培養土約14L

冬の間、苗はほとんど大きくなりません。ポット同士が軽く触れるくらいに詰めて植えると、植えた直後から見栄えがします。春に混み合ってきたら、伸びた茎を半分ほど切り戻して調整します。迷ったら、店で空の鉢の上にポットのまま苗を並べてみましょう。株数の買いすぎ・買い足りないを防げます。

土の高さと冬の水やり

初心者がよくつまずくのは、土を縁ぎりぎりまで入れてしまうことです。こうすると水やりのたびに水があふれ、土が乾きにくくなります。鉢の縁から2〜3cmのウォータースペースを残し、苗の根鉢の上面が周りの土と同じ高さになるように植えます。株元に土を盛りすぎると、蒸れて傷む原因になります。

水やりは、土の表面が白っぽく乾いたら晴れた日の午前中に、鉢底から水が流れ出るまでたっぷり与えます。夕方に水をやると、夜のうちに鉢の中が凍ることがあります。手間を省く方法もあります。元肥入りの草花用培養土なら肥料を混ぜる作業が不要です。袋に「鉢底石不要」とある培養土なら、鉢底石も省けます。

うまく根づいたかの見分け方

植えて1〜2週間後に新しいつぼみが上がり、葉がピンと立っていれば根づいています。そのタイミングで、液体肥料(1000倍に薄めたもの)を7〜10日に1回与え始めます。しぼんだ花は、花茎の付け根から指で摘み取ります。種をつけさせると花数が目に見えて減ります。花がら摘みが、春まで咲かせる一番のコツです。

⏱ 45分★ 簡単
現在
11月の店頭にパンジー・ビオラの苗が並んでいるのに、ベランダや玄関の鉢は空のまま、または夏の花が枯れたまま置いてある。
難関
土を鉢の縁まで入れて株元にも盛ったため、水やりのたびに水があふれ、乾きにくい土で根が傷んで年明けに株がしおれてしまう。または夕方に水をやって鉢土が凍り、根を傷める。
希望
鉢いっぱいにパンジー・ビオラとリーフが植わり、つぼみが次々に上がって、冬のあいだ毎日花が目に入る状態になっている。
対応指針
  • ポットから抜いた苗の根が、底で白くぐるぐる巻きになっていたとき
    →
    底の巻いた根を指で軽くほぐして1〜2cm広げ、茶色く傷んだ根だけを取り除いてから植えます。
  • 植え付け予定日の夜に氷点下や霜の予報が出ているとき
    →
    植え付けは晴れた日の午前中にずらし、植えた当日の夜は軒下や室内の玄関に鉢を移します。
  • 植えた翌日に苗がぐったりしているとき
    →
    肥料は与えずに明るい日陰に1〜2日置き、土が乾いていなければ水も足さずに様子を見ます。
準備物
材料
  • • パンジー・ビオラの苗 — 5 株
  • • リーフ苗 — 1 株
  • • 草花用培養土 — 12 L
  • • 鉢底石 — 1.5 L
  • • 鉢底ネット — 1 枚
  • • 緩効性化成肥料 — 1 袋
  • • 液体肥料 — 1 本
道具
  • • 鉢(底穴あり) — 1 個
  • • 土入れ(スコップ) — 1 個
  • • 割り箸 — 1 膳
  • • ジョウロ(ハス口付き) — 1 個
  • • 園芸用手袋 — 1 双
  • • レジャーシートまたは新聞紙 — 1 枚
ステップ
  1. 01
    苗の下準備をする
    ポットごと水を吸わせておき、黄色い下葉と咲き終わった花を付け根から取り除きます。
    ⏱ 5分
  2. 02
    配置を決める
    空の鉢の上にポットのまま並べ、背の高い苗やリーフを後ろか中央に置き、手前の苗は鉢の縁へ少し傾けます。
    ⏱ 10分
  3. 03
    鉢底石と培養土を入れる
    鉢底ネットを敷いて鉢底石を2〜3cm入れ、置いたポットの上面が鉢の縁より2〜3cm下になる高さまで土を入れます。
    ⏱ 10分
  4. 04
    苗を植え付ける
    根鉢の底を軽くほぐして配置どおりに置き、すき間に土を入れて割り箸で軽く突き、空洞をなくします。
    ⏱ 15分
  5. 05
    水やりをして置き場所を決める
    鉢底から澄んだ水が流れ出るまで2回に分けて水を与え、1日4時間以上日が当たり、雨と北風が直接当たらない場所に置きます。
    ⏱ 5分