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初めてのお通夜・告別式に参列する準備

by MASTER
訃報は突然届くため、服装・香典・受付での挨拶を短い時間でまとめて準備する必要があります。連絡を受けたその日の夜か翌朝、出発前の1時間半ほどで済ませる流れです。
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初めてのお通夜・告別式に参列する準備

最初に確認するのは「形式・宗派・香典辞退」

準備の中身はこの3点で大きく変わります。服や袋を買いに走る前に、訃報の連絡や会社の総務、共通の知人に確認しましょう。家族葬で参列辞退なら参列しません。香典辞退なら現金は持参せず、受付で無理に渡そうとしないでください。キリスト教式なら数珠は不要で、袋は白無地か十字架・百合柄の「御花料」です。神式は「御玉串料」で、数珠は不要です。仏式で宗派が分からないときは、蓮の絵が入っていない白黒水引の袋に「御香典」か「御霊前」と書けばほぼ通ります。ただし浄土真宗と分かっている場合は「御仏前」にします。

通夜と告別式、どちらに行くか

  • 仕事関係・友人の家族:都合のつく方に1回参列すれば十分です。仕事帰りに夕方の通夜へ行く人が多く、開始に少し遅れても焼香には間に合います。
  • 親しい友人本人・親族:できれば両方に参列します。香典は最初に行った方で1回だけ渡し、2回目は記帳のみにします。

時間をかけるところ、省くところ

服はできるだけ手持ちで済ませます。基本は黒の喪服か黒・濃紺のスーツに、白無地のシャツ、黒ネクタイ・黒靴下(男性)または黒ストッキング(女性)、光らない黒い靴の組み合わせです。アクセサリーは結婚指輪と一連の真珠ネックレス以外は外します。喪服がない場合の選び方は3つあります。

  • 通夜だけ参列する:ダークスーツで代用できます。
  • 告別式にも出る:紳士服量販店で当日購入します。女性用の喪服も扱っていて、裾上げも即日対応の店が多いですが、試着と裾上げを含めて1〜2時間かかります。
  • 今後も数回しか着ない見込み:レンタルにします。翌日配送の店が多いので、前日の昼までに注文するのが目安です。

逆に時間をかけたいのは香典袋の記入です。書き損じると買い直しになるため、コピー用紙などに表書き・金額・住所・氏名を一度練習してから本番を書きましょう。袋は予備を1枚買っておくと安心です。不祝儀袋・薄墨の筆ペン・黒ネクタイ・黒ストッキングは大きめのコンビニでほぼ揃います。数珠と袱紗は100円ショップや紳士服店で手に入ります。お札は肖像が袋の表側・上向きになるように入れます。新札しかない場合は、縦に一度折り目を付けてから入れてください。

うまくいったかの見分け方

受付で袱紗から香典を出し、袋の正面を相手に向けて両手で渡しながら「この度はご愁傷様でございます」と一言添え、記帳まで止まらずに進めれば成功です。「重ね重ね」「たびたび」のような重ね言葉は避けます。焼香の回数は宗派によって違いますが、1回を丁寧に行えば失礼にはなりません。神式の玉串やキリスト教式の献花も含めて、迷ったら前の人の動きをそのまま真似しましょう。

⏱ 1h 20m★ Easy
Target
訃報を受けたばかりで、何を着て、香典にいくら包み、受付で何と言えばいいのかが分からず焦っている。
Obstacle
出発直前に香典袋を書こうとして、筆ペンが濃墨しかない、中袋の書き方が分からない、といった理由で手が止まる。さらに黒い靴や黒靴下、ストッキングがないことに気づき、遅刻しかける。
Expectation
服装・香典・数珠などがバッグにまとまり、受付での一言と焼香の流れを頭に入れた状態で、開始15分前に会場へ着ける。
Response Rules
  • 喪服が手元にない、またはサイズが合わないと分かったとき
    →
    通夜だけならダークスーツに黒ネクタイ・黒靴で代用し、告別式にも出るなら当日中に量販店で購入するか、前日昼までにレンタルを注文します。
  • 通夜の後に、通夜振る舞い(食事の席)に誘われたとき
    →
    断らずに席に着き、ひと口いただいてから15〜30分ほどで遺族に一礼して静かに退出します。
  • 受付で緊張して言葉が出てこないとき
    →
    「この度はご愁傷様です」とだけ小声で言って一礼し、両手で香典を差し出せば十分です。
Preparation
Materials
  • • 不祝儀袋 — 2 枚
  • • 香典(現金) — 5000 円
  • • 黒ストッキング(女性) — 2 足
Tools
  • • 喪服または黒・濃紺のスーツ — 1 着
  • • 白無地のシャツ(男性) — 1 枚
  • • 黒ネクタイ(男性) — 1 本
  • • 黒い靴下(男性) — 1 足
  • • 黒い靴 — 1 足
  • • 袱紗 — 1 枚
  • • 数珠 — 1 個
  • • 薄墨の筆ペン — 1 本
  • • 白か黒のハンカチ — 1 枚
  • • 黒い小ぶりのバッグ — 1 個
Steps
  1. 01
    日時・会場・形式を確認して参列日を決める
    訃報の連絡や会社の総務に、通夜・告別式の日時と会場、宗派、家族葬かどうか、香典辞退の有無を聞き、行く方をメモします。
    ⏱ 10 min
  2. 02
    服装と靴・小物を揃える
    手持ちの喪服やスーツ、シャツ、靴、靴下、ネクタイ、ストッキングを実際に身に着けて確認し、足りない小物はコンビニで買い足します(喪服を量販店で買う場合は、別に1〜2時間を見込みます)。
    ⏱ 30 min
  3. 03
    香典を用意して袋を書く
    関係性に合った金額を中袋に入れ、表には薄墨で「御香典」か「御霊前」と氏名を書き、中袋には「金伍仟圓」「金壱萬圓」のような旧字の金額と住所を書いて袱紗に包みます(本番の前に別の紙で一度練習します)。
    ⏱ 20 min
  4. 04
    受付の挨拶と焼香の流れを確認する
    「この度はご愁傷様でございます」を声に出して2〜3回練習し、焼香は遺族に一礼、祭壇に一礼、香をつまんで額に寄せてから落とし(浄土真宗では額に寄せない)、合掌、一礼、遺族に一礼の順だと覚えます。
    ⏱ 10 min
  5. 05
    持ち物を最終確認して出発時刻を決める
    香典・袱紗・数珠・ハンカチ・財布をバッグに入れ、会場に開始15分前に着く時刻から逆算して、出発時刻をスマホのアラームに入れます。
    ⏱ 10 min