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大学推薦入試(学校推薦型選抜)の面接準備
by MASTER
11〜12月に集中する学校推薦型選抜の面接に向けて、想定質問への答えと当日の流れを1回の練習で固めるためのテンプレートです。本番の2〜3週間前に始めて、この流れを2〜4回繰り返すのがおすすめです。
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大学推薦入試(学校推薦型選抜)の面接準備
答えは「文章」ではなく「骨組み」で覚える
初めての人が一番つまずくのは、答えを原稿にして丸暗記することです。原稿だと1語忘れた瞬間に全部飛び、棒読みにもなります。各質問は結論→理由→具体的なエピソードの3点だけをキーワードでメモしてください。口に出すたびに言い回しが少し変わってもOKです。1問の答えは30秒〜1分(話すと約150〜300字)が目安で、2分を超えたら長すぎます。
- ネタは「高校で打ち込んだこと」「志望学部で学びたいこと」「将来の進路」の3本に絞ります。どの質問が来ても、この3本のどれかにつなげて答えます。
- 面接官の手元には、志望理由書・自己推薦書などの提出書類と、先生が書いた調査書があります。書類と違うことを言うと必ず突っ込まれるので、自分が書いた内容を基準にしてください。調査書の内容が気になる場合は、担任に強調されている点を聞いておくと安心です。
- 大学のアドミッション・ポリシー(求める学生像)を1回読み、自分の答えに含まれるキーワードと照らし合わせると、答えの方向がずれません。
時間をかける場所・削る場所
時間をかけるべきは模擬面接と録画の見返しです。頭の中で答えを整えるより、声に出して1回通すほうが改善点がはっきりします。逆に、想定質問を50問も作る必要はありません。頻出の10〜15問を固めれば、残りは3本のネタの組み替えで対応できます。2回目以降は手順1(ネタ出し)と手順5(当日確認)を省き、骨組みの手直し・模擬面接・見返しだけを約1時間で回すと続けやすくなります。
- 指定校推薦の面接は10分前後の確認的なものが多く、頻出質問中心の準備で十分です。公募推薦では口頭試問(専門分野の基礎知識)や小論文の内容を聞かれることがあります。募集要項と過去の受験報告(進路指導室にあることが多い)で形式を確かめてから、準備の比重を決めましょう。
- 集団面接の場合は、他の受験生の答えを聞いたうえで、自分の答えに1文足したり言い換えたりする練習も入れます。オンライン面接なら、カメラの位置・照明・通信を本番と同じ環境で1回試してください。
練習相手の選び方
いちばん頼りになるのは担任や進路指導の先生です。本番に近い緊張感が出るうえ、その大学の過去の質問傾向を知っていることも多いです。都合がつかなければ保護者に面接官役を頼み、質問リストを渡して順番をシャッフルしてもらいます。保護者は答えの中身より「声の大きさ・目線・話の長さ」をチェックする役に回ると、遠慮なく指摘しやすくなります。
うまくいったかの見分け方
- 録画を見て、各答えの最初の1文で結論を言えているか。
- 想定外の質問でも、5秒以内に話し始められているか。
- 入室から退室まで、ノック・挨拶・受験番号と氏名・着席・退室の礼をつかえずにできているか。
この3つが2回続けてできれば、本番前の仕上がりとして十分です。
⏱ 1h 25m★ Medium
Target
想定質問への答えが頭の中でばらばらで、声に出して答えたことがほとんどなく、当日の入退室の流れも曖昧なままになっている。
Obstacle
答えを原稿として丸暗記した結果、本番で1語忘れた瞬間に続きが出てこなくなり、志望理由書と食い違うことまで口走ってしまう。
Expectation
頻出質問に1分以内で結論から答えられ、入室から退室までの流れを一度通して練習し終えた状態で、本番を迎えられる。
Response Rules
- 準備していない質問をされて頭が真っ白になったとき→「少し考えてもよろしいですか」と一言断って3〜5秒考え、用意した3本のネタのうち一番近いものに結びつけて、結論から短く答える。
- 面接官に答えを否定されたり、厳しく突っ込まれたりしたとき→反論せずに「ご指摘ありがとうございます」と受け止め、自分の考えの根拠を具体例1つで補足する。
- 最後に「何か質問はありますか」と聞かれたとき→パンフレットやホームページを読めば分かる内容ではない質問(ゼミや研究内容など)を事前に用意しておき、1つだけする。
Preparation
Materials
- • 出願書類のコピー — 1 部
- • 面接ノート — 1 冊
- • 募集要項 — 1 部
Tools
- • スマートフォン — 1 台
- • スマホスタンド — 1 個
- • 椅子 — 2 脚
Venue
- • ドアと椅子のある部屋
Personnel
- • 面接官役 — 大学入試の面接傾向や、受験生の話し方・態度を客観的に見る力
Steps
- 01出願書類を読み返して話のネタを3本に絞る志望理由書と自己推薦書に蛍光ペンを引き、「打ち込んだこと・学びたいこと・将来」に当てはまる具体的なエピソードを1つずつノートに書き出す。⏱ 15 min
- 02想定質問10〜15問の答えの骨組みを作る志望理由・高校生活・長所と短所・最近気になったニュースなどの頻出質問に、結論・理由・具体例の3点をキーワードで書き、文章にはしない。⏱ 25 min
- 03入室から退室まで通しで模擬面接をする本番と同じ制服と靴で、ノック3回(ドアが開いていればノックせず一礼)から退室の礼までを10〜15分通して録画し、そのあと面接官役から5分ほど講評をもらう。⏱ 20 min
- 04録画を見返して答えを修正する1問ごとに答えの秒数を計り、1分を超えたものと最初の1文で結論が出ていないものを選んで、改善点を3つまでに絞ってノートを直す。⏱ 15 min
- 05当日の流れと持ち物を確認する募集要項で集合時刻・面接形式・持ち物(受験票・筆記用具・腕時計など)を確認し、会場までの経路と所要時間をスマホの地図で調べて、30分以上の余裕をとる。⏱ 10 min