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初めての日商簿記3級試験の直前仕上げと当日の流れ

by MASTER
統一試験(6月・11月・2月)やネット試験を控えた時期に使う仕上げのルーティンです。知識の穴埋めより「60分で70点を取り切る」練習と当日の段取りを固めたいときに使います。試験の1〜2週間前から、本番形式の演習1セットと持ち物確認を1回のまとまった時間で回します。
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What's inside

初めての日商簿記3級試験の直前仕上げと当日の流れ

直前期は新しい教材より「本番形式+解き直し」

この時期に新しいテキストへ手を広げるのは、初受験の人がつまずきやすいポイントです。手元の予想問題集1冊を60分きっちり計って解き、間違えた問題だけを解き直すほうが点に直結します。配点は第1問(仕訳15問)45点、第2問20点、第3問(決算)35点です。第1問と第3問で80点分あるので、迷ったらこの2つに時間を使い、第2問の細かい論点は後回しで構いません。

試験までの残り日数で回し方を選んでください。

  • 2週間以上ある:このセットを2日に1回行い、予想問題を1回ずつ進める
  • 1週間以内:毎日1回行う。採点後の解き直しは第1問の仕訳に絞る
  • 平日に2時間取れない:前半(60分演習)と後半(採点・解き直し)を2日に分ける

60分の配分と解く順番

経験者の定番は第1問→第3問→第2問の順です。第1問は15〜20分、第3問は25分、第2問は10〜15分で解き、最後の5分を見直しに充てます。第2問を最後に回すのは、論点の当たり外れが大きく、詰まると時間を吸われるからです。演習のときも必ずこの順番と時刻で解き、第1問が開始から20分以内に終わったかを問題用紙の余白に書いて確かめましょう。

第3問は合計が合わなくても、科目ごとに部分点があります。電卓を叩き直すより、埋められる欄を先に全部埋めるほうが点になります。

当日の持ち物と会場での流れ

  • ☐ 受験票(会場・集合時刻を前日に再確認)
  • ☐ 写真付き身分証明書(学生証・運転免許証など)
  • ☐ 電卓(四則演算のみ。関数・印刷・音の鳴るもの、スマホは不可)
  • ☐ HBまたはBの黒鉛筆かシャープペン2本以上、消しゴム
  • ☐ アナログか計時機能だけの腕時計(スマートウォッチ不可。会場に時計がないこともある)

計算用紙は会場で配られるので持参不要です。集合時刻の30分前に最寄り駅へ着く電車で家を出ると、受付や着席後の説明で慌てません。持ち込み規定は施行する商工会議所ごとに細部が違うので、受験票の注意書きを一度読んでおきましょう。

統一試験の日程が合わない人は、出題範囲と配点が同じネット試験(CBT)をテストセンターで随時受けられます。ネット試験では勘定科目をプルダウンで選び、金額をキーボードで入力します。ネット試験を選ぶなら、演習も公式サイトや問題集付属のネット試験模擬で行い、画面入力の速さに慣れておきましょう。

仕上がりの見極め方

目安は、予想問題で2回続けて80点以上を取り、60分以内に見直しまで終わることです。70点前後で止まっているなら、原因はほぼ第1問です。第1問で15問中13問以上取れるまで仕訳だけを繰り返すと、合格ラインの70点が安定します。

⏱ 2h 15m★ Medium
Target
試験日が迫っているのに、60分で全問を解き終えたことがなく、当日の持ち物や会場までの段取りも決めていない状態です。
Obstacle
初受験でよくある失敗は、第2問で見慣れない形式に当たって20分以上悩み、第3問を半分しか書けずに時間切れになることです。前日に電卓の電池切れや受験票の紛失に気づき、当日の朝に慌てるケースもあります。
Expectation
予想問題を本番と同じ順番・時間配分で解いて80点前後が取れ、当日の持ち物をカバンに入れて会場までの出発時刻も決まっている状態になります。
Response Rules
  • 第1問の仕訳で勘定科目がどうしても浮かばないとき
    →
    選択肢の勘定科目一覧から消去法で1つ選んで埋め、問題番号に印をつけて次へ進み、見直し時間に戻ります。
  • 第3問で貸借の合計が一致せず、5分以上原因が見つからないとき
    →
    検算をやめて未記入の欄をすべて埋め、部分点を確保してから第2問に移ります。
  • 本番で開始20分を過ぎても第1問が終わっていないとき
    →
    残りの仕訳は直感で埋めて第3問に移り、第3問を25分で解き切ることを優先します。
Preparation
Materials
  • • 予想問題・模擬試験 — 1 回分
  • • 計算用紙 — 3 枚
Tools
  • • 電卓 — 1 台
  • • 筆記用具 — 2 本
  • • 腕時計 — 1 個
  • • タイマー — 1 個
Venue
  • • 統一試験の受験会場(またはネット試験のテストセンター)
Paper
  • • 受験票 — 各地の商工会議所
  • • 写真付き身分証明書
Steps
  1. 01
    予想問題を本番形式で60分解く
    第1問→第3問→第2問の順に解き、各問の終了時刻を余白にメモします。
    ⏱ 1h
  2. 02
    採点して間違いを分類する
    間違えた問題に「知らなかった」「計算ミス」「時間切れ」のどれかを書き込み、第1問の正答数を記録します。
    ⏱ 20 min
  3. 03
    間違えた仕訳を解き直す
    解説を見ずに白紙から仕訳を書き直し、2回続けて正解したものだけを完了にします。
    ⏱ 30 min
  4. 04
    当日の持ち物と出発時刻を確認する
    受験票・身分証・電卓・筆記用具・時計をカバンに入れ、乗換案内で集合時刻の30分前に最寄り駅へ着く電車を決めます。
    ⏱ 15 min
  5. 05
    本番の時間配分を紙に書く
    「第1問20分・第3問25分・第2問10分・見直し5分」のように開始時刻から逆算した時刻表を作り、受験票と一緒に入れておきます。
    ⏱ 10 min