正月飾り(しめ縄・門松・鏡餅)の飾り方と飾る日
What's inside
日取りは「28日に飾る、29日と31日は避ける」で決める
飾り始めは12月13日(正月事始め)以降ならいつでもOKです。迷ったら末広がりの28日がおすすめです。29日は「二重苦」に通じ、31日は「一夜飾り」で神様に失礼とされるので避けます。28日に間に合わなければ30日にします(30日も避ける地域があるので、気になる人は27日までに)。
外すのは松の内が明けるタイミングです。目安は関東が1月7日、関西が1月15日ですが、地域差があります。鏡開きは関東が1月11日、関西は1月15日か20日が多いです。実家や近所の神社のやり方に合わせれば間違いありません。
買う前に測る、選ぶときのサイズと予算
玄関ドアに飾るのは、しめ縄に紙垂や橙などを付けたしめ飾りです。一人暮らしならしめ飾りと鏡餅の2点だけでも十分で、門松は置き場所と予算に余裕があれば足します。
- しめ飾り:ドア幅の1/3以下、縦30cm前後なら玄関で浮きません。1,000〜3,000円。
- 門松:マンションや賃貸なら高さ20〜30cmのミニ門松(1個または一対)を靴箱の上に置けば十分で、1,000〜3,000円です。一戸建てで玄関の外に置く高さ60cm以上の一対は1万円前後からです。共用廊下は管理規約で物を置けないことが多いので、ドアの外には置かないのが無難です。
- 鏡餅:一人暮らしなら真空パックのプラ容器入り(2〜3号)が向いています。カビの心配がなく、中の個包装の餅をそのまま鏡開きに使えます。500〜1,500円。生餅は家族向けで、カビ対策が必要です。
- 予算を抑えたい場合:100円ショップのしめ飾りとミニ鏡餅なら、合わせて1,000円以内で揃います。
12月中旬以降は小さいサイズから売り切れていきます。経験者は20日前後までに買い、28日は飾るだけにしています。
賃貸の玄関で失敗しないコツ
ドアに釘や画びょうは使えません。スチールドアならマグネットフック、それ以外は耐荷重1kg以上の剥がせる粘着フックを使います。粘着フックは、貼る面をアルコールで拭いて乾かし、30秒押し付けたら1時間ほど待ってから飾りを掛けるのがコツです。ここを省くと数日で落ちます。冷え込む屋外では粘着が弱まるので、貼るのは日中の暖かい時間にします。ドアの凹凸や塗装で付かない場合は、ドア上部に挟むタイプのフックを使うか、室内側の玄関壁に飾っても構いません。マンションによっては外側ドアへの飾り付けにも規約があるので、気になる場合は掲示物を確認します。
片付けまでがセット
外したしめ飾りと門松は、1月15日前後に神社で行われるどんど焼き(左義長)か、神社の古札納め所に持ち込むのが基本です。行けない場合は、塩を振って清め、紙に包んで他のごみと分けて出します。このとき、プラスチックや針金の部品は外し、自治体の分別ルールに従います。飾りがまっすぐ掛かっていて、鏡餅が乾燥や傾きなく鏡開きの日まで保てていれば成功です。生餅の鏡開きは包丁で「切る」のを避け、木槌などで割るのが習わしです。
- 28日に飾れそうにないと分かったとき→29日と31日を避けて30日に飾り、それも無理なら27日までに前倒しする。
- 粘着フックやマグネットがドアに付かないとき→ドア上部に挟むタイプのフックに替えるか、室内側の玄関壁の目線より高い位置に飾る。
- 生餅の鏡餅に青や黒のカビが出てきたとき→削っても内部に菌糸が残ることがあるので食べるのはやめ、鏡開きの日に塩で清めて紙に包んで処分する。
- • しめ飾り — 1 個
- • 鏡餅 — 1 セット
- • ミニ門松(省略可) — 1 対
- • 剥がせる粘着フックまたはマグネットフック — 1 個
- • アルコール除菌シート — 2 枚
- • 塩 — 1 つまみ
- • 白い紙または新聞紙 — 2 枚
- • メジャー — 1 本
- 01飾る日・外す日・鏡開きの日を決めてカレンダーに入れる自分の地域の松の内(関東は1月7日、関西は1月15日が目安)を検索するか実家に聞いて、3つの日付をスマホの予定に登録する。⏱ 10 min
- 02飾る場所を採寸して買うサイズを決める20日前後までに、ドア幅と鏡餅を置く棚の幅・奥行きを測り、しめ飾りはドア幅の1/3以下、棚は30cm四方ほど空くかを確かめてから買いに行く。⏱ 10 min
- 03しめ飾りを玄関ドアに取り付けるドア中央の目線より少し上をアルコールで拭いて乾かし、フックを30秒押し付けて1時間ほど置いてから掛け、左右の傾きを離れた位置から見て直す。⏱ 10 min
- 04門松を玄関の両脇か靴箱の上に置く一対なら外から見て左に雄松(黒松)、右に雌松(赤松)が来るように置き、1個だけのミニ門松なら靴箱の上の中央に置く(門松を省くならこの手順は飛ばしてよい)。⏱ 5 min
- 05鏡餅を組み立てて飾る置く棚を水拭きしてから、プラ容器入りなら付属の台に載せ、生餅なら三方に四方紅、裏白(白い面を上)、大小の餅、橙の順に重ね、暖房の風や直射日光が当たらない目線ほどの高さの棚に正面を東か南に向けて置く。⏱ 10 min