喪中はがきの準備と送付
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送る相手と範囲の線引き
喪中とするのは、一般的に2親等まで(父母・配偶者・子・兄弟姉妹・祖父母・孫・配偶者の父母)が目安です。同居していない祖父母の場合は、家族の慣習に合わせて判断して構いません。送り先は昨年年賀状をやり取りした人を基本にします。故人と年賀状をやり取りしていた友人にも、故人宛ての年賀状を見ながら送ると親切です。同じ親戚に夫婦や兄弟から重複して届かないよう、最初に家族で「親戚へは誰の名前で出すか」を決めておくと、後で数え直さずに済みます。
文面の決まりごと
- 句読点は使わず、「拝啓」などの頭語も入れません。区切りは改行と字間で作ります。
- 「年賀」の語は避け、「年頭のご挨拶」「年末年始のご挨拶」を欠礼する、と書きます。
- 故人の続柄・氏名・亡くなった月・年齢を入れます。年齢は「享年八十三」(数え年)か「八十二歳」(満年齢)のどちらかで書きます。
- 数字は漢数字で書き、日付は「令和◯年十一月」と月までにします。
- 出産や結婚などの近況報告は入れません。伝えたいことは寒中見舞いに回します。
続柄は差出人から見た関係で書きます。夫婦連名で出すときは「父」ではなく「義父」としたり、「父 山田太郎」のように姓まで入れたりして、誰の親かがわかるようにします。
印刷は外注か自宅か
30枚を超えるなら、ネットの喪中はがき印刷サービスが手間なしです。11月中旬頃までは早割で2〜3割安くなることが多く、はがき代込みで50枚7,000〜10,000円ほどです。仕上がりまで3〜5日かかります。宛名印刷や投函代行まで頼めるサービスもあり、宛名書きの1時間をまるごと省けます。自宅で刷る場合は、郵便局の窓口で胡蝶蘭柄の通常はがき(85円)を「喪中用に」と伝えて買い、年賀状ソフトや無料テンプレートを使います。年賀はがきは使えません。手元に余っていても使わないでください。切手を貼る無地のはがきを使う場合は、弔事用切手(85円)を貼ります。いきなり本番の紙に刷るのはやめましょう。まず1枚を普通紙に試し刷りし、位置と誤字を確かめてから本番に進むと、刷り損じを防げます。
届いたかどうかの見極め
出すのは11月中〜12月5日頃が目安です。11月に入っていれば、早めに出す分には問題ありません。10月だと相手が忘れてしまうことがあるので避けます。投函後、12月中旬までに「年賀状をもう出してしまった」という連絡がなければ成功です。宛名の住所は昨年の年賀状の差出人欄で確認します。引っ越し済みで戻ってきた分の数も、次回のために控えておきます。
- 不幸が12月に入ってからあり、喪中はがきが間に合わないとき→喪中はがきは出さず、松の内が明けてから(関東は1月8日以降、関西は1月16日以降が目安)寒中見舞いで、亡くなったことと年賀欠礼のお詫びを伝えます。
- 喪中はがきを送らなかった相手から年賀状が届いたとき→年賀状では返さず、松の内明けから2月3日頃までに寒中見舞いで、喪中だったことと連絡が遅れたお詫びを書いて出します。
- 故人の友人など、まだ訃報を知らない相手に送るとき→「本来ならお知らせすべきところ ご通知が遅れましたことをお詫び申し上げます」のような一文を文面に加えた版を、別に数枚刷ります。
- • 胡蝶蘭柄の通常はがき — 50 枚
- • 予備のはがき — 5 枚
- • プリンター用黒インク — 1 本
- • 昨年の年賀状と故人宛ての年賀状 — 1 束
- • プリンター — 1 台
- • 黒の筆ペン — 1 本
- • パソコンまたはスマートフォン — 1 台
- 01送り先リストを作る昨年の年賀状と故人宛ての年賀状を並べ、親戚分は家族と電話で分担を確認しながら、氏名と住所を表計算ソフトに入力します。⏱ 30분
- 02文面を決める印刷サービスの定型文を土台にして、故人の続柄・氏名・亡くなった月・年齢と差出人名だけを差し替え、句読点がないか確認します。⏱ 20분
- 03はがきを印刷または注文する自宅で刷る場合は普通紙で1枚試し刷りして位置と誤字を確認し、外注する場合は校正画面で故人名と年齢を声に出して読み合わせてから注文します。⏱ 30분
- 04宛名を書く・印刷するリストを宛名ソフトに取り込んで印刷するか、1枚1分を目安に筆ペンで書き、書き終えたらリストの行にチェックを付けて漏れと重複を防ぎます。⏱ 1시간
- 05枚数を確認して投函するリストの件数とはがきの枚数が一致するか数え、12月5日までに郵便ポストか郵便局の窓口に出します。⏱ 15분