窓の断熱シート貼り
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貼る前に「ガラスの種類」と「乾いた面」を確保する
失敗の多くは貼る作業ではなく準備で起きます。まずガラスの隅にある刻印やシールで種類を確認しましょう。網入りガラス・ペアガラス(複層)・Low-Eガラスは、シートが熱をため込んで熱割れする恐れがあるので、パッケージに「対応」と書かれた商品だけを使います。表面がでこぼこした型板ガラス(すりガラス)は凹凸面に水では貼れないので、平らな面に貼るか凹凸対応品を選びます。賃貸なら跡が残りにくい水で貼るタイプを選ぶと、春にはがすときも安心です。貼る日は結露が乾いた晴れの日の11時〜15時ごろが狙い目で、ガラスが濡れた朝に作業するとシートがすぐ浮いてきます。
採寸は1枚ずつ、シートは5mm小さく
同じ窓でも左右のガラスで数mm違うことがよくあるので、ガラスごとに縦横を測ってメモします。シートはガラスの見えている部分より上下左右それぞれ5mmずつ小さく切るのがコツです。サッシ枠に重なると、そこに水や結露がたまってカビの原因になり、窓の開け閉めでめくれやすくなります。シートには表裏があり、ガラス側にする面がパッケージに書いてあるので、切る前に確かめて端に「ガラス側」と書いておくと貼るときに迷いません。切るときはカッターマットか段ボールの上にシートを広げ、マジックで印をつけてから定規を当ててカッターで一気に切ると、はさみより断面がまっすぐになります。
貼るのは上から、空気は中心から外へ
時間をかけるべきは貼る工程です。先にサッシ下のレールにタオルを敷いて垂れる水を受けておきます。霧吹きでガラス全面がしっとり濡れて水が垂れ始めるくらいたっぷり吹き付け、シートの上辺を合わせてから下へ向かって貼り下ろします。水が多いうちは位置を数cmずらせるので、ここで焦らず調整しましょう。位置が決まったらスクイージーか乾いたタオルで中心から外側へ空気と水を押し出します。掃き出し窓のような大きなガラスは、家族に上辺を持ってもらうと斜めになりにくいです。
うまくいったかの見分け方
- シートとガラスの間に10円玉より大きい空気だまりが残っていない
- 翌朝、四隅と端がめくれていない
- 翌朝、貼ったガラスの結露が貼っていない窓より明らかに少ない
翌朝に端が浮いていたら、その部分に霧吹きで水を少し差し込んで押さえ直せば直ります。アルミのサッシ枠の結露はシートでは減らないので、枠は朝に一拭きするか結露吸水テープで補いましょう。直射日光で跡が残りやすくなるので、暖かくなる4月ごろにははがします。
- ガラスの刻印に網目模様や「複層」「Low-E」の表示があり、手元のシートに対応表記がないとき→その窓には貼らずに、対応品を買い直すか、窓の内側にカーテンライナーを付ける方法に切り替えます。
- 貼っている途中で大きなシワや斜めのずれができたとき→無理に押し出さず、シートの端をゆっくりはがして霧吹きで水を足し、上辺から貼り直します。
- 貼った翌朝、シートの端や角が数cm浮いていたとき→浮いた部分のガラス側に霧吹きで少量の水を差し込み、タオルで外側に向かって押さえて30秒ほど保持します。
- • 窓用断熱シート(水貼りタイプ) — 2 枚
- • 水 — 500 ml
- • ガラス用洗剤 — 1 本
- • 霧吹き — 1 本
- • メジャー — 1 個
- • カッターと長い定規 — 1 組
- • カッターマットまたは段ボール — 1 枚
- • 油性マジック — 1 本
- • スクイージーまたは乾いたタオル — 1 個
- • 雑巾・マイクロファイバークロス — 3 枚
- 01ガラスの種類を確認して採寸するガラス隅の刻印で網入り・ペアガラス・型板ガラスでないか確かめ、ガラスごとに縦横を測って上下左右5mmずつ引いた寸法をメモします。⏱ 10분
- 02ガラスを掃除して乾かす洗剤で汚れを落としたあと乾拭きし、四隅やパッキン際に水滴が残っていないか指でなぞって確認します。⏱ 15분
- 03シートを寸法どおりに裁断するカッターマットの上に広げたシートにマジックで印をつけ、定規を当ててカッターで一度に切り、どのガラス用かとガラス側の面を端に小さく書いておきます。⏱ 15분
- 04霧吹きで濡らしてシートを貼るレールにタオルを敷いてからガラスに水が垂れるくらいたっぷり吹き付け、上辺から貼り下ろして中心から外へ空気と水を押し出します。⏱ 20분
- 05端と空気だまりを仕上げる10円玉より大きい空気だまりを端へ押し出し、サッシ枠に垂れた水を拭き取って、シートが枠にかかっていないか確認します。⏱ 5분