白菜漬け
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塩は白菜の重さの3%
味が安定するかどうかは塩分濃度で決まります。切った白菜をスケールで量り、その3%の粗塩を使ってください。1.2kgなら36g、2kgなら60gです。冷蔵庫で数日で食べ切る浅漬けなら2%、寒い場所で2〜3週間持たせたいなら4%に変えます。塩は均等に振らず、芯側の厚い部分に7割、葉先に3割を目安に配ると、漬かり具合がそろいます。精製塩より粗塩のほうが白菜になじみやすく、味もまろやかになります。
重石と水上がりが成否を分ける
初心者の失敗でいちばん多いのは、重石が軽くて水が上がらず、空気に触れた葉からカビや異臭が出るパターンです。最初の重石は白菜の重さの2倍(1.2kgなら約2.5〜3kg)をのせます。専用の重石がなければ、水を入れた2Lペットボトル1〜2本で代用できます。1〜2日で押し蓋の上まで水が上がったら、白菜と同じ重さ(ペットボトルなら1本)に減らします。重いままだと身が締まりすぎて固くなるからです。漬物容器がない場合は、1/4株(約600g)を厚手の保存袋に入れて空気を抜き、2Lのペットボトル1本をのせて冷蔵庫で漬ける方法でも作れます。
干すかどうかと漬ける場所
切った白菜をざるに並べ、晴れた日に半日(3〜6時間)ほど天日に当てると、余分な水分が抜けて甘みが出ます。外側の葉が少ししんなりすれば十分で、夜露に当たる前に取り込みます。時間がなければ干さずに漬けても大丈夫で、水上がりが早くなる代わりに少し水っぽい仕上がりになります。漬けた容器は10℃以下の場所に置きます。冬なら北側のベランダや玄関、暖かい地域や暖房の効いた家なら冷蔵庫が向いています。
食べ頃の見分け方
3〜4日目に、芯の白い部分が半透明になり、葉がしんなりしていれば食べ頃です。食べ頃になったら冷蔵庫に移すと酸味の進みがゆっくりになります。取り出すときは清潔な箸を使い、軽く絞ってから3cm幅に切ります。1週間を過ぎると乳酸発酵で酸味が出てきます。酸っぱくなったものは鍋や炒め物に回すと最後までおいしく使えます。漬け汁は濁っていても異臭がなければ問題ありません。
- 漬けて2日たっても、水が押し蓋の上まで上がってこないとき→重石を1〜2kg足し、それでも足りなければ3%の塩水(水500mlに塩15g)を白菜がかぶるまで注ぎます。
- 漬け汁の表面に白い膜が張ったとき、または白菜に青や黒のふわふわしたカビが付いたとき→白い膜ならすくい取り、押し蓋と重石を洗って戻してから残りを冷蔵庫に移して早めに食べ切り、色の付いたカビなら周りの葉ごと多めに捨て、異臭やぬめりがあれば全体を捨ててください。
- 1週間を過ぎて酸味が強くなり、そのままでは食べにくいとき→残りを冷蔵庫に移して発酵を遅らせ、豚肉との炒め物や鍋、スープの具に使います。
- • 白菜 — 1/2 株(約1.2〜1.5kg)
- • 粗塩 — 36〜45 g
- • 昆布 — 2 枚
- • 赤唐辛子 — 1〜2 本
- • ゆずの皮 — 1/4 個分
- • 漬物容器(押し蓋付き) — 1 個
- • 重石 — 1 組
- • 厚手の保存袋 — 1 枚
- • キッチンスケール — 1 台
- • 包丁 — 1 本
- • ざる — 1 枚
- 01白菜を割って干す傷んだ外葉を外して根元の土を洗い流し、根元に包丁で10cmほど切り込みを入れて手で縦に裂き(1/2株なら2つ、1株なら4つ)、断面を上にしてざるに並べ、晴れていれば3〜6時間天日に当てます(干している間は手が離れます)。⏱ 10분
- 02重さを量って塩と薬味を用意する干した白菜をスケールで量って3%の塩を計量し、昆布は5cm角に、赤唐辛子は輪切りに、ゆず皮は細切りにしておきます。⏱ 10분
- 03葉の間に塩をすり込む葉を1枚ずつめくりながら、塩の7割を芯側の厚い部分に、3割を葉先に振り、手のひらで軽くこすりつけます。⏱ 15분
- 04容器に詰めて重石をのせる根元と葉先の向きを1段ごとに交互にして隙間なく詰め、段の間に昆布・唐辛子・ゆず皮を散らしてから、押し蓋と白菜の2倍の重さの重石をのせます。⏱ 10분
- 05水上がりを確認して重石を減らす1〜2日後に押し蓋の上まで水が上がっていれば、重石を白菜と同じ重さに減らし、3〜4日目に芯が半透明になっているかを確かめます。⏱ 5분